日本は、社会主義。

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先日、面白い本を先輩に紹介してもらった。江口克彦さんが書いている『地域主権型道州制―日本の新しい「国のかたち」』という本だった。この江口克彦という人は、PHP研究所の社長さんで、かの松下幸之助と20年以上働いてきた人。

この本の冒頭に出てくるのが、「日本は中国より社会主義の進んだ国ですね。」という中国の人に言われた皮肉の話である。江口さんはすかさず一言言い返してやったそうだが、それにしても的を得ていると思ったそうだ。

社会主義が進んだ国という意味は、日本はとてつもない「中央集権型」の国であるということを指す。日本は北海道と沖縄では、同じ国とは思わせないほど土地の条件が違う長細い国なのに、全てが中央政府が決めたルールにのっとっているよね。

江口さんが講演会の時に挙げていた例であるが、日本では小学校は「教室の窓を南向きに作らなければならない」らしい。しかし、沖縄では教室の窓を南向きに向けると、暑すぎるらしいんですね。で、沖縄の教育委員会の人がそれを文科省に言ったところ、「そちらがそれでいいのであれば、そうなさっていただいても結構です。」と言われたそうだ。この言い方には含みがあり、「ここで沖縄で勝手にルールを従わないと、どうなっても知らないよ=助成金などを減らされても知らないよ」という意味を込められたそうだ。もちろん、今でも沖縄では教室を「南向き」に作る。

日本の国力を集結するために作られた中央集権だが、今の時代にはもう合わない体制になっているのではないか、という問題提起がこの本ではなされている。そして、その対案としての「地域主権型道州制」なのであるが、その辺りについては本を読んでください。

なんにせよ、今の日本て、動き出しが遅いよね。何をするにも議会にかけて、法律の解釈をあーだこーだ言って、決議をして・・・・。本当に、そろそろ考えなきゃいけない時期じゃないのかなー。



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プロフィール
  • name/林 賢司
  • birth/1986/04/18
  • belong/KO大学4年
  • theme/自分のために、他人を幸せにする
  • "My Accept"/自分の経験から目を背けずに、「その時の自分なりに」受け止めていくこと。
  • purpose/「その時の自分なり」の解釈・観察・感情の蓄積。
  • contact/kenji[at]monoraltype.com

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このページは、kenjiが2008年4月12日 23:57に書いたブログ記事です。

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